「このClaude Codeのセッション、同僚に共有したいな」と思ったことはありませんか?claude-session-shareは、Claude Codeのセッションをワンクリックでエクスポートし、GitHub Gistを通じて共有できるMCPサーバーです。共有時にはAPIキーやトークンなどの機密情報が自動的にサニタイズされ、プライバシーを保護しながらセッションを安全に共有できます。インポートしたセッションはclaude --resumeワークフローにシームレスに統合されます。
この記事のポイント
- 自然言語コマンドでClaude Codeセッションを簡単に共有・インポート
- APIキー、トークン、絶対パスなどの機密情報を自動的にサニタイズ
- インポートしたセッションはネイティブセッションと同様に
claude --resumeで再開可能 - MITライセンスで公開、npm経由で簡単インストール
なぜセッション共有が必要なのか
Claude Codeでの作業セッションには、問題解決の過程、試行錯誤、最終的な解決策など、多くの価値ある情報が含まれています。しかし、これらのセッションは通常ローカルに保存され、他の人と共有する簡単な方法がありませんでした。
チームでの開発では、「同じ問題にはまった同僚にセッションを見せたい」「コードレビューの文脈を共有したい」「チュートリアル的な会話を保存しておきたい」といったニーズがあります。claude-session-shareは、これらのニーズに応えるツールです。GitHub Gistという広く使われているプラットフォームを活用することで、URLを共有するだけで誰でもセッションを閲覧・インポートできます。
プライバシーを守るサニタイズ機能
セッション共有で最も心配なのは、機密情報の漏洩です。claude-session-shareはこの問題に真剣に取り組んでいます。共有時に自動的に除去・変換される情報には以下が含まれます。
除去される情報: AIの内部思考プロセス(thinking blocks)、APIキーとトークン([REDACTED]に置換)、絶対ファイルパス(相対パスに変換)。
保持される情報: 会話の流れ、コード例、相対パス、ツール使用履歴。
この設計により、セッションの価値ある部分を保持しつつ、機密性の高い情報が誤って公開されることを防いでいます。
MCPツールとしての実装
claude-session-shareは2つのMCP関数を公開しています。share_sessionはセッションをGistにエクスポートし、import_sessionはGist URLからセッションをインポートします。これらの関数はClaude Codeの自然言語インターフェースを通じて呼び出せるため、特別なコマンドを覚える必要はありません。
使い方は非常にシンプルです。共有したい場合は「現在のセッションをGitHub Gistに共有して」と言うだけで、システムがセッションを見つけ、サニタイズし、Gistにアップロードして、共有可能なリンクを返してくれます。インポートも同様に、「このセッションをインポートして:
実践してみよう
前提条件: Node.js 18以上、Claude Code CLI、gist権限を持つGitHub Personal Access Token(PAT)が必要です。
まず、GitHub PATを作成します(Settings > Developer settings > Personal access tokens > Fine-grained tokens)。gistの読み書き権限を付与してください。
次に、MCP設定ファイルを作成します。~/.claude/mcp.jsonに以下の内容を追加します:
{
"mcpServers": {
"claude-session-share": {
"command": "npx",
"args": ["-y", "claude-session-share"],
"env": {
"GITHUB_TOKEN": "your_github_pat_here"
}
}
}
}
設定後、Claude Codeを再起動すれば準備完了です。
セッションを共有するには:
Claude Codeで: "share my current session to GitHub Gist"
セッションをインポートするには:
Claude Codeで: "import this session: https://gist.github.com/username/abc123"
インポートしたセッションを再開するには:
claude --resume
# または特定のセッションIDを指定
claude --resume <session_id>
知っておくと便利なTips
-
シークレットGist: 共有されるGistは「シークレット」として作成されます。これは検索エンジンにインデックスされませんが、URLを知っている人はアクセスできます。本当に機密性の高いセッションは共有を避けましょう。
-
インポート後の確認: インポートしたセッションは、
claude --resumeで一覧表示されます。元のセッションと同様に続きから作業できますが、最初に内容を確認してからコマンドを実行することをお勧めします。 -
トークンの管理: GitHub PATは環境変数で管理されます。チーム内で共有する場合は、各メンバーが自分のトークンを設定する必要があります。
-
バージョン管理との組み合わせ: 特に重要なセッションは、Gistだけでなくプロジェクトのドキュメントとしても記録しておくと、後から参照しやすくなります。
まとめ
claude-session-shareは、Claude Codeのセッション共有という長年の課題を解決するシンプルで効果的なツールです。プライバシーを保護しながらセッションを共有でき、インポートしたセッションはネイティブと同様に扱えます。
チームでの知識共有、トラブルシューティングの記録、チュートリアルの作成など、様々な場面で活用できるでしょう。MITライセンスで公開されているため、自由にカスタマイズして使用できます。Claude Codeユーザーなら、ぜひ試してみてください。


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