個別指導塾を運営するルミナリスが、講師全員がVTuberというユニークなオンライン学習塾「Wish High」のサービスを開始した。これまで学校や法人向けに中学生用の講座を提供してきた同社が、今回は高校生向けに個人でも受講できるサービスとして展開する。VTuber講師による学習支援サービスは日本初の試みとされ、教育とエンターテインメントの融合として注目を集めている。
この記事のポイント
- 全講師が現役VTuberという日本初のオンライン学習塾「Wish High」がスタート
- 月額9,900円で高校生向けの個人受講が可能に
- 従来は学校・法人向け中学生講座のみだったサービスを個人向けに拡大
VTuber講師による新しい学習体験
ルミナリスが立ち上げた「Wish High」は、すべての講師が現役VTuber(バーチャルYouTuber)として活動しているという、これまでにないコンセプトのオンライン学習塾だ。VTuberとは、CGやイラストで作られたアバターを使って動画配信やライブ配信を行うクリエイターのことで、日本では若年層を中心に絶大な人気を誇っている。
この人気文化を教育分野に取り入れることで、従来の学習塾とは異なるアプローチで生徒の学習意欲を高めようという狙いがある。VTuberという親しみやすいキャラクターが授業を行うことで、勉強に対する心理的なハードルを下げ、楽しみながら学べる環境を提供する。同社によれば、VTuber講師のみで構成されたオンライン学習塾サービスは日本初とのことだ。
サービス概要と料金体系
Wish Highの料金は1コースあたり月額9,900円(税込)で提供される。ルミナリスはこれまで、学校や法人を対象に中学生向けの講座を展開してきた実績がある。今回のWish Highでは、対象を高校生に拡大し、さらに個人での申し込みも可能にした。これにより、学校や塾を通さずとも、自宅から直接VTuber講師のオンライン授業を受けられるようになった。
オンライン形式であるため、場所を選ばず受講できるのも大きなメリットだ。地方在住の生徒や、通塾の時間が取れない忙しい高校生にとっても利用しやすいサービスとなっている。月額制のサブスクリプション方式を採用しているため、入会金や教材費などの追加コストを気にせず始められる点も魅力的だ。
教育×エンタメの融合トレンド
VTuber市場は近年急速に拡大しており、エンターテインメント領域だけでなく、企業の広報活動や行政の情報発信など、さまざまな分野で活用が進んでいる。教育分野への本格的な参入は、この流れの中でも特に注目される動きだ。
若い世代にとってVTuberは身近な存在であり、「推し」の講師から授業を受けられるという体験は、従来の学習塾にはない強力なモチベーション要因となり得る。一方で、教育の質を担保しつつエンターテインメント性を維持するバランスが、今後のサービス成長における課題となるだろう。ルミナリスが学校・法人向けに培ってきた教育ノウハウが、この新しいサービスにどう活かされるかが注目される。
知っておくと便利なTips
- VTuber講師の授業はオンラインで完結するため、通塾時間ゼロで学習を始められる
- 月額9,900円という価格設定は、一般的な個別指導塾と比較してもリーズナブルな水準
まとめ
ルミナリスの「Wish High」は、VTuber文化と教育を融合させた日本初の試みとして、教育業界に新しい風を吹き込むサービスだ。全講師がVTuberという斬新なコンセプトに加え、月額9,900円という手頃な価格設定、高校生向け個人受講の開放など、利用しやすい条件が揃っている。エンターテインメントと学びの境界が曖昧になりつつある現代において、このようなサービスが教育のあり方をどう変えていくのか、今後の展開に注目したい。従来の学習塾に馴染めなかった生徒にとっても、新たな学びの選択肢となる可能性を秘めている。
📎 元記事: https://www.itmedia.co.jp/news/articles/2602/17/news104.html


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