外出先からPCのAIエージェントを遠隔操作!Claude Coworkの新機能「Dispatch」が登場

技術メモ

Anthropicは2026年3月18日、デスクトップ版Claudeアプリで動作するAIエージェント「Claude Cowork」に、スマートフォンから遠隔操作できる新機能「Dispatch」を追加した。Maxプラン(月額100ドル〜)ユーザーから先行提供を開始し、翌19日にはProプラン(月額20ドル)ユーザーにも展開された。外出中でもPCで実行中のAI作業を監視・指示できるこの機能は、AIエージェント活用の新たなスタイルを提案している。

この記事のポイント

  • Claude Coworkの新機能「Dispatch」により、スマホからPC上のAIエージェントタスクを遠隔操作可能に
  • Maxプラン(3月18日〜)およびProプラン(3月19日〜)のユーザーが利用可能
  • デスクトップアプリはMac・Windowsの両OSに対応

Claude Coworkとは何か

Claude Coworkは、Anthropicが提供するAIエージェント機能で、デスクトップ版Claudeアプリ上で自律的にタスクを実行する。ローカルファイルへのアクセス、各種コネクタやプラグインとの連携が可能で、タスクが完了すると結果をメッセージとして送信してくれる仕組みだ。

これまでClaude Coworkを利用するには、PCの前に座って操作する必要があった。複雑なタスクを実行させている間も、進捗の確認や追加指示のためにデスクトップアプリを開いておく必要があり、外出時や移動中にはタスクの状況を把握できないという制約があった。

新機能「Dispatch」でできること

Dispatchは、この制約を解消するために設計された機能だ。スマートフォンのClaudeアプリとデスクトップ版Claudeアプリを連携させることで、以下のような操作が可能になる。

リモートからのタスク指示: 外出先からスマートフォンを使って、PC上のClaude Coworkに新しいタスクを送信できる。たとえば、通勤中に「このファイルを整理しておいて」「レポートのドラフトを作成して」といった指示を出すことが可能だ。

進捗のリアルタイム確認: PC上で実行中のタスクの進捗状況を、スマートフォンからリアルタイムで確認できる。長時間かかるタスクでも、完了を待つためにPCの前にいる必要がなくなる。

途中での修正・追加指示: タスクの実行中に方向性を変えたい場合や、追加の指示を出したい場合も、スマートフォンから介入できる。AIエージェントとの対話的なワークフローが、場所を選ばず実現する。

対応環境と料金プラン

Dispatchを利用するには、デスクトップ版Claudeアプリ(Mac/Windows対応)とスマートフォンのClaudeアプリの両方が必要となる。デスクトップアプリはMacとWindowsの両OSに対応しており、幅広いユーザーが利用できる環境が整っている。

料金プランについては、Maxプラン(月額100ドル〜)のユーザーが3月18日から先行利用を開始し、翌3月19日にはProプラン(月額20ドル)のユーザーにも開放された。無料プランでの対応については現時点では言及されていない。

なお、Dispatch利用中はPCがスリープ状態にならないよう設定する機能も用意されている。AIエージェントがバックグラウンドで作業を続けるためには、PCが稼働し続ける必要があるためだ。

知っておくと便利なTips

  • Dispatch利用時はPCのスリープ設定に注意。作業中はスリープさせない設定が用意されているので有効にしておこう
  • デスクトップアプリとスマホアプリで同じアカウントにログインしていることを確認してから利用を開始しよう
  • Claude Coworkはローカルファイルやプラグインにアクセスできるため、事前に必要なファイルやツールをPC上で準備しておくとスムーズにタスクを進められる

まとめ

Claude Coworkの新機能「Dispatch」は、AIエージェントの活用シーンを大きく広げる機能だ。これまでPCの前でしかできなかったAIへのタスク指示や進捗管理が、スマートフォンからいつでもどこでも行えるようになった。Maxプラン・Proプランの両方で利用可能となり、多くのClaudeユーザーがこの恩恵を受けられる。AIエージェントが「自分の代わりにPCで働いてくれる」時代が、また一歩近づいたと言えるだろう。今後のさらなる機能拡張にも期待したい。


📎 元記事: https://www.watch.impress.co.jp/docs/news/2094782.html

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