Adobeが2026年4月28日、画像編集ソフトの定番「Adobe Photoshop」デスクトップ版の最新バージョン27.6を公開しました。今回のアップデートでは、画像内のオブジェクトを別視点からリアルタイムに再構成できる革新的な機能「オブジェクトを回転」や、最新の生成AIモデル「Firefly Image 5」が新たに搭載されています。あわせてAdobe Lightroomも、高度な検索機能などの既存機能が強化され、すべての新機能が本日から利用可能となりました。クリエイターのワークフローを大きく変える可能性を秘めたこのアップデートについて、詳しく見ていきましょう。
この記事のポイント
- Adobe Photoshopデスクトップ版「バージョン27.6」が2026年4月28日に公開
- 画像内のオブジェクトを別視点に再構成する「オブジェクトを回転」機能が登場
- 最新生成AIモデル「Firefly Image 5」を新たに搭載
- Adobe Lightroomも高度な検索機能など既存機能を強化
- すべての新機能が本日(2026年4月28日)から利用開始
Photoshop 27.6の目玉機能「オブジェクトを回転」
Photoshop 27.6で最も注目すべき新機能が「オブジェクトを回転」です。これは画像内に写っているオブジェクトを、別の視点からリアルタイムに再構成できる革新的な機能となっています。従来の画像編集では、写真に写っている物体の角度を変えたい場合、別途撮影し直すか、3Dモデルを用意して再レンダリングする必要がありました。しかしこの新機能を使えば、既存の2D画像から物体を抽出し、AIによる推論で異なる角度の見え方を生成することが可能です。商品撮影、広告制作、デザインモックアップなど、さまざまな用途で時間とコストの大幅な削減が期待できます。クリエイターにとっては「もう一歩こちらから撮りたかった」という後悔をなくせる、まさにゲームチェンジャー級の機能と言えるでしょう。
新世代生成AI「Firefly Image 5」の実力
今回のアップデートでもう一つの大きな目玉が、Adobeの生成AIモデル「Firefly Image 5」の搭載です。Fireflyシリーズはバージョンを重ねるごとに精度と表現力を向上させてきましたが、今回の第5世代モデルは、これまで以上に高品質で自然な画像生成を実現しています。Adobe FireflyはAdobe Stockなどライセンスがクリアな画像で学習されているため、商用利用にも安心して使える点が大きな強みです。Photoshopの「生成塗りつぶし」「生成拡張」といった既存のAI機能も、このFirefly Image 5によってより精緻で意図に沿った結果を得られるようになります。プロのクリエイターから個人ユーザーまで、誰もが手軽にハイクオリティな画像制作を楽しめる環境がさらに進化したと言えるでしょう。
Adobe Lightroomの強化点
Photoshopと同時にアップデートされたAdobe Lightroomでは、高度な検索機能をはじめとする既存機能の強化が行われました。膨大な写真ライブラリから目的のカットを素早く見つけ出すことは、写真家にとって日常的かつ重要な作業です。今回の検索機能強化により、より細かい条件指定や直感的な絞り込みが可能となり、ワークフローの効率化が期待できます。PhotoshopとLightroomを連携して使うクリエイターにとっては、両ツールの同時アップデートはまさに朗報。撮影から現像、レタッチ、最終出力までの一連の流れが、これまで以上にスムーズに行えるようになりました。
知っておくと便利なTips
- Photoshop 27.6へのアップデートはCreative Cloudデスクトップアプリから実行できる
- 「オブジェクトを回転」機能は2D画像から疑似的な3D視点を生成するため、商品写真の差し替えに活用すると効果的
- Firefly Image 5は商用利用OKなので、クライアントワークでも安心して使える
- Lightroomの検索機能強化は、過去の膨大な写真資産を活用したい人ほどメリットが大きい
- Photoshop・Lightroomは同じCreative Cloudプランでセット利用するのが定番
まとめ
Adobe Photoshop 27.6は、「オブジェクトを回転」という画期的な機能と、新世代の生成AI「Firefly Image 5」を引っ提げて登場しました。これらの新機能は、画像編集の常識を塗り替える可能性を秘めており、プロのクリエイターはもちろん、趣味で写真や画像を扱うユーザーにも大きな恩恵をもたらすでしょう。あわせてアップデートされたLightroomの検索機能強化も、写真ライブラリ運用の効率を一段と高めてくれます。AIと従来の編集ツールが融合し、クリエイティブの可能性が広がっていく今、Adobe製品の進化からますます目が離せません。本日から利用可能なこの最新版を、ぜひ試してみてはいかがでしょうか。
📎 元記事: https://www.watch.impress.co.jp/docs/news/2105462.html




