関空・伊丹の空港リムジンバス260台でタッチ決済乗車が3月1日から一斉スタート

関西国際空港と大阪国際空港(伊丹空港)を結ぶ空港リムジンバス全5事業者・合計260台において、クレジットカードのタッチ決済による乗車サービスが2025年3月1日から一斉に導入されることが発表された。スマートフォンを含むタッチ決済対応端末をかざすだけで乗車できるようになり、関西エリアの空港アクセスが大きく変わろうとしている。

この記事のポイント

  • 関空・伊丹空港に乗り入れる5事業者のリムジンバス260台が一斉にタッチ決済に対応
  • クレジットカードやスマートフォンのタッチ決済で乗車可能に
  • 2025年3月1日からサービス開始

タッチ決済乗車サービスの概要

今回導入されるのは、Visa・Mastercardなどの国際ブランドが推進する「クレジットカードのタッチ決済」を活用した乗車サービスである。乗客はクレジットカードやデビットカード、あるいはApple PayやGoogle Payなどスマートフォンに登録したカードを車載端末にかざすだけで運賃の支払いが完了する仕組みだ。従来のように事前に窓口やカウンターで乗車券を購入する手間が省け、乗車がよりスムーズになる。

対象となるのは関西国際空港と大阪国際空港(伊丹空港)に乗り入れる5つのバス事業者で、合計260台の空港リムジンバスが一斉にタッチ決済に対応する。これは国内の空港リムジンバスとしては大規模な導入事例であり、関西エリアの公共交通のキャッシュレス化を大きく前進させるものとなる。

訪日外国人・旅行者への恩恵

このサービスの最大の恩恵を受けるのは、訪日外国人旅行者だろう。関西国際空港は国際線の発着が多く、到着直後の外国人旅行者にとって、日本の交通系ICカードを持っていなくても手持ちのクレジットカードやスマートフォンだけでバスに乗車できるのは非常に利便性が高い。言語の壁を越えて、世界共通のタッチ決済という仕組みで移動手段を確保できることは、関西のインバウンド観光をさらに後押しすることになるだろう。

また、国内旅行者にとっても、現金を用意する必要がなくなり、キャッシュレスで空港から市内へスムーズに移動できる点は大きなメリットだ。特にビジネス利用者にとっては、経費精算がクレジットカードの明細で完結するため、業務効率の面でも改善が期待できる。

国内交通キャッシュレス化の潮流

日本の公共交通におけるタッチ決済の導入は近年急速に進んでいる。鉄道では南海電鉄や京都市営地下鉄などがすでにタッチ決済に対応しており、バスにおいても各地で導入事例が増えつつある。今回の関空・伊丹リムジンバスの一斉導入は、空港アクセス交通という高いニーズのある路線で大規模に展開される点で、全国的にも注目される取り組みだ。

政府が推進するキャッシュレス決済比率の向上という目標においても、公共交通機関での対応拡大は重要な柱の一つとなっている。交通系ICカード(Suica、ICOCAなど)に加えてクレジットカードのタッチ決済という選択肢が増えることで、利用者は自分に合った決済手段をより柔軟に選べるようになる。

知っておくと便利なTips

  • タッチ決済はVisa・Mastercardなどの対応カードであれば海外発行のカードでも利用可能なため、外国人の知人に教えてあげると喜ばれる
  • Apple PayやGoogle Payに対応カードを登録しておけば、カードを取り出さずにスマートフォンだけで乗車できる
  • タッチ決済は事前チャージ不要で、利用額がそのままクレジットカードに請求されるため残高不足の心配がない

まとめ

関西国際空港・大阪国際空港(伊丹空港)の空港リムジンバス全5事業者・260台において、2025年3月1日からクレジットカードのタッチ決済による乗車サービスが一斉に開始される。スマートフォンやクレジットカードをかざすだけで乗車できるこの仕組みは、訪日外国人を含む多くの旅行者やビジネス利用者の利便性を大幅に向上させる。国内公共交通のキャッシュレス化が加速する中、関西エリアの空港アクセスにおける大規模なタッチ決済導入は、今後の全国展開にも影響を与える注目すべき動きだ。


📎 元記事: https://www.watch.impress.co.jp/docs/news/2085350.html

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