NTTデータは、次世代Wi-Fiの国際標準化団体であるWireless Broadband Alliance(WBA)に加盟したことを発表しました。この加盟により、OpenRoamingへの対応を加速し、ユーザーがより快適にWi-Fiを利用できる環境の構築を目指します。
この記事のポイント
- NTTデータがWi-Fi国際標準化団体「WBA」に正式加盟
- OpenRoamingへの対応を加速させることが目的
- 将来的にシームレスなWi-Fi接続体験の実現を目指す
WBA(Wireless Broadband Alliance)とは
WBAは、世界中の通信事業者、テクノロジー企業、インターネットサービスプロバイダーなどが参加する国際的な業界団体です。Wi-Fiの技術革新と普及促進を目的として活動しており、次世代Wi-Fiの標準化や相互運用性の向上に取り組んでいます。世界中の主要な通信企業が加盟しており、業界全体でWi-Fiエコシステムの発展に貢献しています。WBAが推進する技術やフレームワークは、私たちが日常的に利用するWi-Fiサービスの品質向上に直接関わっています。
OpenRoamingがもたらす利便性
OpenRoamingは、WBAが推進する次世代Wi-Fiローミング技術です。この技術により、ユーザーは異なる事業者が提供するWi-Fiネットワーク間を、面倒な認証作業なしにシームレスに移動できるようになります。現在、公共施設や商業施設でWi-Fiに接続する際には、それぞれのネットワークごとにログインや認証が必要な場合がほとんどです。OpenRoamingが普及すれば、一度認証を済ませるだけで、対応する全てのWi-Fiスポットに自動的に接続できるようになります。携帯電話のローミングのように、Wi-Fiでもシームレスな接続体験が実現するのです。
NTTデータの狙いと今後の展望
NTTデータがWBAに加盟した背景には、同社が提供するサービスにおけるWi-Fi接続体験の向上があります。特に、公共施設や大規模イベント会場、商業施設などにおいて、来訪者がストレスなくネットワークに接続できる環境を整備することが重要になっています。OpenRoamingへの対応を加速することで、NTTデータは自社のソリューションにおいて、より高品質で利便性の高いWi-Fiサービスを提供できるようになります。また、WBAの他の加盟企業との連携により、グローバルな規模でのサービス展開も視野に入れていると考えられます。
知っておくと便利なTips
- OpenRoamingに対応したWi-Fiスポットでは、対応デバイスであれば自動接続が可能
- 今後、公共施設や空港、駅などでOpenRoaming対応のWi-Fiが増えていく見込み
- OpenRoamingはWPA2-EnterpriseやWPA3といったセキュアな認証方式を採用
まとめ
NTTデータのWBA加盟は、日本におけるWi-Fiインフラの利便性向上に向けた重要な一歩です。OpenRoamingの普及により、私たちがWi-Fiを利用する際の煩わしさが大幅に軽減されることが期待されます。異なる事業者間でのシームレスなローミングが実現すれば、外出先でのインターネット接続がより快適になるでしょう。今後、日本国内でもOpenRoaming対応のWi-Fiスポットが増えていくことで、通信環境の利便性が一層向上することが見込まれます。


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