ccstart: Claude Codeプロジェクトを一瞬でセットアップするボイラープレートツール

ccstart: Claude Codeプロジェクトを一瞬でセットアップするボイラープレートツール Claude Code

新しいプロジェクトでClaude Codeを使い始めるとき、毎回エージェントやスキル、フックを一から設定していませんか?ccstartは、プロジェクト間で標準化されたClaude Codeワークフローを提供するCLIツールです。「すぐにプロンプトを書いてビルドを始められること」と「コンテキストの肥大化やオーバーエンジニアリングを最小限に抑えること」を設計思想として開発されました。MITライセンスで公開されており、npxで即座に使用できます。

この記事のポイント

  • npxコマンド一発でClaude Code向けの最適なプロジェクト構造を生成
  • 4種類のエージェント(planner、checker、backend、frontend)が事前設定済み
  • 7種類のスキル(commit、create-pr、create-ticket等)でワークフローを標準化
  • チケット管理システム内蔵で、タスク追跡も簡単

なぜccstartが必要なのか

Claude Codeを本格的に活用しようとすると、多くの開発者が同じような課題に直面します。エージェントの設定、スキルの定義、フックの作成、ドキュメント管理…これらを毎回ゼロから構築するのは非効率ですし、プロジェクトごとに品質がばらつく原因にもなります。

ccstartの開発者は、自身の経験から「避けるべきミス」を明確に認識していました。「プロジェクト管理を全部AIに任せようとしてマイクロマネジメント地獄になる」「ドキュメントが増えすぎて本体コードより管理が大変になる」「エージェントをたくさん作りすぎて複雑になる」といった問題です。ccstartはこれらを避けつつ、Claude Codeのネイティブ機能(hooks、skills、agents、memory)を最大限活用する設計になっています。

ccstartが生成するフォルダ構造

ccstartを実行すると、以下のような構造がプロジェクトに生成されます。CLAUDE.mdにはプロジェクト固有の指示を記述し、claude/tickets/ディレクトリでタスク管理を行います。.claude/配下にはagents(タスク特化のAIスペシャリスト)、skills(再利用可能なワークフローマクロ)、hooks(ライフサイクル自動化スクリプト)が配置されます。

この構造は「リーンであること」を重視しており、不要なドキュメントや設定ファイルで肥大化しないよう設計されています。特にドキュメントについては「Claude Codeと一緒にビルドしていると、ドキュメントはすぐに古くなってコンテキストの無駄遣いになる」という観点から、表面積を最小限に抑えています。

4種類の事前設定エージェント

ccstartには4種類のエージェントが含まれています。エージェントはメインのコンテキストウィンドウの外で動作し、独立したタスク分析を行います。plannerは戦略的な計画とタスク分解を担当し、checkerは品質保証とコードレビューを行います。backendはバックエンドアーキテクチャとAPI設計に特化し、frontendはフロントエンドアーキテクチャとUI設計を担当します。

これらのエージェントは@agent-nameという形式か、自然言語で呼び出すことができます。例えば「plannerに相談して」と言えば、plannerエージェントがタスクの分解と計画立案を手伝ってくれます。

7種類のスキルでワークフローを標準化

スキルは/skill-nameまたはキーワードでトリガーされる再利用可能なマクロです。commitは従来のGitコミットメッセージ形式に対応し、create-prは構造化されたプルリクエストを作成します。create-ticketは自動採番付きのタスク作成、design-featureは要件定義と設計フェーズの支援を行います。create-scriptはPython CLIの生成、skill-creatorはカスタムスキル作成のガイド、update-claude-mdはCLAUDE.mdのメンテナンスを担当します。

特に便利なのがcreate-ticketと連携したチケット管理システムです。チケットはTICKET-XXX-brief-description.mdという命名規則で管理され、ステータスは🔴(Todo)、🟡(In Progress)、🟢(Done)、🔵(Blocked)、⚫(Cancelled)の絵文字で視覚的に把握できます。

実践してみよう

ccstartのインストールと使用は非常にシンプルです。

# 新規プロジェクトにセットアップ
npx ccstart my-new-project

# 既存プロジェクトにセットアップ
npx ccstart .

# グローバルインストールして使用
npm install -g ccstart
ccstart my-new-project

CLIにはいくつかのオプションがあります。--forceまたは-fでプロンプトをスキップしてファイルを上書き、--dry-runまたは-dで変更をプレビュー、--all-agentsですべてのエージェントを自動的に含め、--no-agentsでエージェントのセットアップをスキップ、--agentsでインタラクティブな選択モードを使用できます。

開発者が推奨するワークフローは以下の通りです。まず/design-featureで要件を確立し、/create-ticketで作業をトラッキングします。次にPlannerエージェントでタスクを分解し、Backend/Frontendエージェントでコードを実装します。Checkerエージェントで品質レビューを行い、最後に/commit/create-prでクリーンなGit履歴を残します。

知っておくと便利なTips

  • フックの活用: ticket-reminderフックはプランモード終了後に自動でチケット作成を促してくれます。機能追加やバグ修正の作業漏れを防ぐのに便利です。claude-md-reminderフックはすべてのユーザープロンプトでCLAUDE.mdの指示を強制し、明確化を求めます。

  • エージェントの使い分け: すべてのタスクにすべてのエージェントを使う必要はありません。計画段階ではplanner、実装段階ではbackend/frontend、レビュー段階ではcheckerと、フェーズに応じて適切なエージェントを選びましょう。

  • チケット管理のベストプラクティス: ticket-list.mdに優先度順でチケットを整理することで、作業の全体像を把握しやすくなります。完了したチケットは削除するか、監査証跡として残すか、プロジェクトの方針に合わせて判断してください。

  • カスタマイズ: skill-creatorスキルを使えば、プロジェクト固有のカスタムスキルを簡単に作成できます。チームで共通のワークフローがある場合は、それをスキル化することを検討してみてください。

まとめ

ccstartは、Claude Codeを使ったプロジェクト開発のベストプラクティスを凝縮したボイラープレートツールです。「リーンに保つ」という設計思想のもと、必要十分な機能だけを提供し、コンテキストの肥大化を防いでいます。

特に、複数のプロジェクトでClaude Codeを使う開発者や、チームでの標準化を進めたい方にとって、ccstartは強力な味方になるでしょう。MITライセンスで公開されているため、自由にカスタマイズして使用できます。新しいプロジェクトを始める際は、ぜひnpx ccstart .を試してみてください。


📎 元記事: https://www.reddit.com/r/ClaudeAI/comments/1qfhodx/ccstart_i_made_a_claude_code_workflow_boilerplate/

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