Claude Codeを使っていて、「また同じコードを一から書き直してる…」と感じたことはありませんか?セッションが変わるたびにClaudeは過去のやり取りを忘れてしまい、同じパターンのコードを何度も生成してしまうことがあります。
この問題を解決する画期的なツール「AfterImage」がRedditで公開され、話題になっています。今回は、このツールの仕組みと使い方を詳しく解説します。
この記事のポイント
- Claude Codeのセッション間記憶喪失問題とは
- AfterImageの革新的な解決アプローチ
- deny-then-allowパターンの仕組み
- インストールから実際の使い方まで
Claude Codeの「忘却問題」とは
Claude Codeは非常に優秀なAIコーディングアシスタントですが、1つ大きな課題があります。それはセッションが変わると過去のやり取りを完全に忘れてしまうことです。
トランスクリプト(会話履歴)自体は保存されていますが、Claudeはそれを自発的に参照しません。その結果、「先週も同じようなユーティリティ関数を書いたのに、また一から作り直している」といった非効率が生まれます。
特に大規模なプロジェクトや長期開発では、この問題がボディブローのように効いてきます。コードの一貫性も損なわれがちです。
AfterImageの革新的なアプローチ
AfterImageは、Claude Codeのフック機能を活用してこの問題を解決します。具体的には、Pre-Write/Edit操作をインターセプトし、過去に書いた類似コードをClaudeに「思い出させる」仕組みです。
ローカルに構築したナレッジベース(知識ベース)に過去のコードを蓄積し、新しいコードを書こうとした際に自動で参照させます。これにより、Claudeは過去の実装パターンを踏まえた一貫性のあるコードを生成できるようになります。
deny-then-allowパターンとは
AfterImageの核心技術は「deny-then-allow」パターンです。一見トリッキーですが、非常に賢いアプローチです。
- Claudeがファイルに書き込もうとする
- AfterImageが最初の試行を「拒否」する
- 拒否理由として、過去の類似コード例を注入
- Claudeがこれを参照して再試行
- 今度は許可される
Claudeは拒否理由を実際に「読む」ため、この方法で過去のコードパターンを確実にコンテキストに含めることができます。
実践してみよう
インストールは非常に簡単です。pipで一発インストールできます。
# 基本インストール
pip install ai-afterimage
# PostgreSQLサポート付き
pip install ai-afterimage[postgresql]
# セットアップ
afterimage setup
セットアップ後はバックグラウンドで自動的に動作します。特別な操作は不要で、普段通りClaude Codeを使うだけでOKです。
技術的な特徴
AfterImageは以下の特徴を持っています:
- 完全ローカル動作:クラウドにデータを送信しない
- ローカルDB:SQLite(デフォルト)またはPostgreSQL
- ローカル埋め込み:ベクトル検索もローカルで実行
- 実績:開発者自身が5000以上のコードエントリで実運用
プライバシーを重視する開発者にとって、すべてがローカルで完結する点は大きな魅力です。
知っておくと便利なTips
- 大規模プロジェクトではPostgreSQLの使用を推奨
- 初回セットアップ時に既存コードをインポート可能
- チーム開発では各メンバーが独自のナレッジベースを構築
まとめ
AfterImageは、Claude Codeの「記憶喪失」という根本的な課題に対する優れたソリューションです。フック機能とdeny-then-allowパターンを組み合わせた発想は見事としか言いようがありません。
長期プロジェクトや大規模開発でClaude Codeを使っている方は、ぜひ試してみてください。コードの一貫性が向上し、「また同じコード書いてる…」というストレスから解放されるはずです。
📎 元記事(Reddit) | GitHub


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